# 49 - Pentesting TACACS+ {{#include ../banners/hacktricks-training.md}} ## 基本情報 **ターミナルアクセスコントローラーアクセス制御システム (TACACS)** プロトコルは、ルーターやネットワークアクセスサーバー (NAS) にアクセスしようとするユーザーを中央で検証するために使用されます。そのアップグレード版である **TACACS+** は、サービスを認証、承認、および会計 (AAA) に分離します。 ``` PORT STATE SERVICE 49/tcp open tacacs ``` **デフォルトポート:** 49 ## 認証キーの傍受 クライアントとTACACSサーバーの通信が攻撃者によって傍受されると、**暗号化された認証キーが傍受される可能性があります**。攻撃者は、**ログに検出されることなくキーに対してローカルブルートフォース攻撃を試みることができます**。キーのブルートフォース攻撃に成功すると、攻撃者はネットワーク機器にアクセスでき、Wiresharkのようなツールを使用してトラフィックを復号化できます。 ### MitM攻撃の実行 **ARPスプーフィング攻撃を利用してMan-in-the-Middle (MitM)攻撃を実行できます**。 ### キーのブルートフォース攻撃 [Loki](https://c0decafe.de/svn/codename_loki/trunk/)を使用してキーをブルートフォース攻撃できます: ``` sudo loki_gtk.py ``` キーが正常に**ブルートフォース**されると(**通常はMD5暗号化形式**)、**機器にアクセスし、TACACS暗号化トラフィックを復号化できます。** ### トラフィックの復号化 キーが正常に解読されると、次のステップは**TACACS暗号化トラフィックを復号化すること**です。Wiresharkは、キーが提供されれば暗号化されたTACACSトラフィックを処理できます。復号化されたトラフィックを分析することで、**使用されているバナーや管理者ユーザーのユーザー名**などの情報を取得できます。 取得した資格情報を使用してネットワーク機器のコントロールパネルにアクセスすることで、攻撃者はネットワークを制御することができます。これらの行動は教育目的のために厳密に行われるべきであり、適切な承認なしに使用されるべきではないことに注意が必要です。 ## 参考文献 - [https://medium.com/@in9uz/cisco-nightmare-pentesting-cisco-networks-like-a-devil-f4032eb437b9](https://medium.com/@in9uz/cisco-nightmare-pentesting-cisco-networks-like-a-devil-f4032eb437b9) {{#include ../banners/hacktricks-training.md}}